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柿本ケンサク写真展ー TIME ー 音羽山清水寺・開催のお知らせ


TIME「Sombrero Galaxy M104」天体画像提供:国立天文台

言葉や人種、文化などあらゆる垣根を超えた表現を元に、祈りに対する新たな解釈と視点を発信するプロジェクト「FEELKIYOMIZUDERA」。この度は、多くの映像作品を生み出すとともに、広告写真、アーティストポートレートなどをはじめ写真家としても活動している柿本ケンサクが、1200年の歴史を持つ音羽山清水寺にて新作展を開催します。


清水寺は古来から庶民に開かれた観音霊場であり、学問と芸術の交流地点でもありました。

柿本ケンサクは、1200年の時を経て今なお存在する普遍的な祈りの場であるこの地で、時間をテーマに「今この一瞬を生きている」という概念を表現します。

本展覧会では、大宇宙を数千万年旅した光や時間を一枚のフィルムに閉じ込めた新シリーズ「TIME」や、清水寺のご本尊「十一面千手観音菩薩」をモチーフとする新シリーズ「KAN-NON」を発表。これらの作品は、京都屈指の夕陽の名所である清水寺の西門(重要文化財)を舞台に制作されました。西門に注ぎ込む極楽浄土を表す夕陽を、あらかじめ撮影した写真に透かし、再び撮影することで作品を完成させています。さらに、昨年発表し話題を呼んだAI現像シリーズ「Time Tunnel」をさらに発展させた新シリーズ「Sky Tunnel」も発表。

永久の光を閉じ込めたこれらの作品群を通して、柿本は新たな祈りの場を創出します。

「永久の時の中で、『今この一瞬をいきている』という概念を表現したい。

この世界が誕生して以来、膨らみ続けるこの宇宙と膨大な情報。そのすべては、『時間』の中に収まっています。

溢れかえった豊かさという情報群に揺らぎ、惑わされて、自らが気付かない間に見えなくなってしまいます。

今、私たちは、『豊かさ』を削ぎ落とし、本当に『大切なこと』を抽出する必要があるように思います。

それは自分自身を一度、分解し、極小から、再構築する作業です。

表面解像度を落とし、心の解像度を高め、答えを導き出すのではなく、選択肢を広げる作品を制作しました」

ー柿本ケンサク



KAN-NON「瞋怒面 B」

Sky Tunnel「Sky Tunnel 047」


[開催概要]

展覧会名:柿本ケンサク写真展-TIME-音羽山清水寺

会期:2022年6月25日(土)13:00 〜7月10日(日)

会場:音羽山清水寺(京都市東山区清水1-294) Tel 075-551-1234

開場時間:10時~17時半(6月30日まで。7月1日以降は18時まで)

展示場所:西門、経堂、成就院

観覧料:無料*成就院は特別拝観料が別途必要(大人600円/小・中学生300円)

主催:音羽山清水寺「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクトチーム

協賛:株式会社マツシマホールディングス、LUMIX、株式会社アマナ(FLAT LABO)

協力:一般社団法人オンザヒル、Phase One Japan、daikanyamadigital imaging

関連展示:同時期にnode hotel内にて柿本ケンサクの過去作品を展示

お問い合わせ:info@galleryonthehill.com

※プレスプレビューは6/25(土)の11:00~13:00を予定しております

※成就院は通常非公開です



柿本ケンサク (映像作家・写真家)

https://kensakukakimoto.com/

多くの映像作品を生み出すとともに、広告写真、アーティストポートレートなどをはじめ写真家としても活動。

映像作品の多くは、言語化して表現することが不可能だと思われる被写体の熱量、周辺に漂う空気や時間が凝縮されている。虚像と実像の境界を現実のもののように表し視覚化している。被写体の人生の断片と繊細な感情が揺らぎを産みだし、圧倒的な美と力強さを感じさせる。対照的に写真作品は、演出することを放棄し、無意識に目の前にある世界の断片を撮り続ける。さらに具体を抽象化させる表現に努め、時間をテーマに作品制作を行っている。

2021年に大河ドラマ「青天を衝け」のメインビジュアル、タイトルバックを演出。同年LINENEWS「VISION」

ドラマが配信、映画「恋する寄生虫」が公開される。

2022年、WOWOWオリジナルドラマ「ワンナイト・モーニング」の配信決定、NHK「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」が放送決定。ショートフィルム「太陽-TAIYO-」が完全招待制ムービーとして公開された。

2016年1月、代官山ヒルサイドフォーラムにて写真展『TRANSLATOR』展を開催。同年11月、ART PHOTO TOKYOに参加。2017年、ニューヨークのタカ・イシイギャラリーにて「HYOMEN」展を開催。同年、写真集「TRANSLATOR」を発表。映像、写真という境界を越えた活動を広げている。2020年コロナ禍において地球上の家族をテーマにしたショートフィルム「+81FILM」を発表。2021年代官山ヒルサイドフォーラムにて「TRANSFORMATION」展、渋谷PARCO GALLERY X にて「時をかける」展を開催。東京ミッドタウンイセタンサローネにて「記憶の波紋」展を開催。国際美術展「水の波紋」に選出される。


AWARDS:

2021年トライベッカ映画祭–アート&ソウル部門、及びシャイニングスター部門選出。

ACCグランプリ。NY JAPAN CINE映画祭にてBEST SHORT FILMを受賞。

2020年Global Shorts最優秀作品賞、ロンドン国際フィルムフェスティバル優秀作品賞。

2019年SPACE SHOWER MUSIC AWARDS –VIDEO OF THE YEAR

2016年ACCグランプリ他、CanneLions International Festival of Creativity、One ShowDesign、London

International Awards、New York Festivals、AD STARS、Spike

Asia、ADFEST、The Adobe WW Sales Conference Film Festival などで数々の賞を受賞

音羽山清水寺「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクト https://feel.kiyomizudera.or.jp/

https://www.instagram.com/feel_kiyomizudera/


「FEEL KIYOMIZUDERA」は、言語、人種、文化などあらゆる垣根を超えた前衛的な表現を元に、人が一心に尽くし、無心へと近づいていくその瞬間を祈りの風景と重ね合わせ、100年先、1000年先の仏教寺院のあり方を模索していくプロジェクトです。

清水寺を舞台に2012年からスタートしたこの取り組みは、アート、写真、舞踏、音楽イベントなど、あらゆる表現を通して祈りの場を創出していきます。



KAN-NON 「月の庭 暗」

KAN-NON 「月の庭 明」

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